◆ 第3回 コーチングレポート ◆
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コーチングレポート
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DATE : 2003.04.09
▼ 聞くこと
前回はコーチングとはどのように行われるのか?といったお話をしましたが、今回は「聞くこと」についてお話したいと思います。
コーチングをする上でもっとも大切なことは、クライアントの話を
聞くこと
です。 聞くといっても単に耳に聞こえてくる「言葉」だけを聞くのではなく、
ノンバーバル(非言語:言葉にならない言葉)
も聞き分ける必要があります。
人は自分の気持ちを伝えるのに、実はそれほど言葉に頼っていないといわれています。 全体を100%とすればそのうちの7%くらいしか言葉に現れてこないのです。 一番は表情(56%)ですが、その次に話し方が重要な役割を担っています。 声の高さ(トーン)や(話す)スピードなどは、全体の37%も感情に影響されています。
また、
言い回し
やその言葉の
含み(隠されたメッセージ)
を聞き分けることも大切です。 私は京都人なので、もしかすれば他府県の方以上にこれらを多用しているかもしれません。 例えば「また今度」という言葉を使うことがありますね。 京都では大抵「今度もない」拒否の言葉として使われることが多いのです。 英語でも同じようにMaybe another time.を使いますよね。
また、わたしの場合、人から何かを薦められてもあまり気乗りがしないときには「機会があれば」と言う言葉を良く使います。 気乗りせず「積極的には行動する気がない」と言うのが何となく読み取れますよね。
他に聞くときのポイントとして相手の
「強み」
や
「価値」
を見つけることなどがあります。 声の調子が明るかったり、素直だったり、やる気を感じたり、そういった相手の「強み」を発見し相手に伝えます。 本人の気づいていない「強み」をコーチがクライアントに伝え、気づかせてあげることにより、クライアントは自信を持つことができたり、壁を乗り越えられたり、モチベーションがアップしたり、本来持っている力を十分に発揮することができます。
※また、その「強み」をクライアントがきちんと受け止めてくれるまで、コーチは自信をもって見つけた「強み」を言い続けることが大切です。
そして「価値」を見つける。これは大変奥深いことです。 これについては少し掘り下げてお話をしてみたいので、次回のテーマにしたいと思います。
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コーチングをする上でもっとも大切なことは、クライアントの話を聞くことです。 聞くといっても単に耳に聞こえてくる「言葉」だけを聞くのではなく、ノンバーバル(非言語:言葉にならない言葉)も聞き分ける必要があります。
人は自分の気持ちを伝えるのに、実はそれほど言葉に頼っていないといわれています。 全体を100%とすればそのうちの7%くらいしか言葉に現れてこないのです。 一番は表情(56%)ですが、その次に話し方が重要な役割を担っています。 声の高さ(トーン)や(話す)スピードなどは、全体の37%も感情に影響されています。
また、言い回しやその言葉の含み(隠されたメッセージ)を聞き分けることも大切です。 私は京都人なので、もしかすれば他府県の方以上にこれらを多用しているかもしれません。 例えば「また今度」という言葉を使うことがありますね。 京都では大抵「今度もない」拒否の言葉として使われることが多いのです。 英語でも同じようにMaybe another time.を使いますよね。
また、わたしの場合、人から何かを薦められてもあまり気乗りがしないときには「機会があれば」と言う言葉を良く使います。 気乗りせず「積極的には行動する気がない」と言うのが何となく読み取れますよね。
他に聞くときのポイントとして相手の「強み」や「価値」を見つけることなどがあります。 声の調子が明るかったり、素直だったり、やる気を感じたり、そういった相手の「強み」を発見し相手に伝えます。 本人の気づいていない「強み」をコーチがクライアントに伝え、気づかせてあげることにより、クライアントは自信を持つことができたり、壁を乗り越えられたり、モチベーションがアップしたり、本来持っている力を十分に発揮することができます。
※また、その「強み」をクライアントがきちんと受け止めてくれるまで、コーチは自信をもって見つけた「強み」を言い続けることが大切です。
そして「価値」を見つける。これは大変奥深いことです。 これについては少し掘り下げてお話をしてみたいので、次回のテーマにしたいと思います。