◆ 第16回 コーチングレポート ◆
T O P
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コーチングレポート
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DATE : 2003.07.30
▼ 思うこと
今回は
思うこと
についてお話をしたいと思います。
コーチとして活動を始めるようになってから、自分の内面的な改革とまではいきませんが、内なる変化がじょじょに現れてきたことに気づきました。
今まで私が関わってきた仕事(ビジネス)社会では、「〜と思います」という言葉は禁句でした。 ですので、メールの文章にも「〜と思います」という言葉はほとんど使わないようにしていました。
そんな風にしているうちに「〜と思います」はイコール無責任な言葉だと思うようになり「〜と思います」という言葉を使わなくなっただけでなく、仕事では何かを「思うこと」もしなくなっていきました。
思わない
のであればどうするのか?
考える
のです。
しかし、コーチは
思う
のです。
クライアントの話を聞いて「思ったり」「感じたり」したことを、クライアントに素直に率直に言うのです。
それは意見でもなく、アドバイスでもなく、自分の思いなのです。
例えていうならば、クライアントが作家であれば、コーチは熱烈な読者(ファン)です。 私はあなたの作品を読んでこう思いました。と、伝えるのです。
決して編集者や評論家にはならないのです。
コーチングのセッションを繰り返すたびに、私の中で「何かを思う」ことが、多方面においても急速に増え始めました。
はじめは少し戸惑いもありましたが、仕事(コーチング)に「思うこと」を持ち込めることがこんなにも気持ちがよく、また、自分の内面を豊かにしてくれるとは思いもよりませんでした。
それだけでなく、私はこんなにも「思いたかったのだ」と改めて感じたりもしました。
そんな時、夢を見ました。ストーリーとしてはそれほど不思議なものではなかったのですが、そこには何らかのメッセージが含まれているような気がして、ある方に夢診断をお願いしました。
※自分の夢診断は他の人にお願いするようにしています。
そうしたらどうでしょう。 その夢は、私の中の男性性と女性性が理想的なバランスを保ち始めたことを伝えているというのです。
人の心の中には、男性性と女性性が存在します。
考える
や
検討する
などは男性性、
思う
や
感じる
などは女性性と区別することができます。 私が
思わなく
なったり
感じなく
なってから、男性性的な要素が増え、ある意味仕事社会には適応していったのかもしれません。 しかし仕事上だけとはいえ、思わなくなった私は人としてどこか足りない、偏った人間になっていたのかもしれません。
思うこと
が仕事になるコーチングは、私にとって今後、とても大切なものになることと確信しました。
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コーチとして活動を始めるようになってから、自分の内面的な改革とまではいきませんが、内なる変化がじょじょに現れてきたことに気づきました。
今まで私が関わってきた仕事(ビジネス)社会では、「〜と思います」という言葉は禁句でした。 ですので、メールの文章にも「〜と思います」という言葉はほとんど使わないようにしていました。
そんな風にしているうちに「〜と思います」はイコール無責任な言葉だと思うようになり「〜と思います」という言葉を使わなくなっただけでなく、仕事では何かを「思うこと」もしなくなっていきました。 思わないのであればどうするのか?考えるのです。
しかし、コーチは思うのです。
クライアントの話を聞いて「思ったり」「感じたり」したことを、クライアントに素直に率直に言うのです。
それは意見でもなく、アドバイスでもなく、自分の思いなのです。
例えていうならば、クライアントが作家であれば、コーチは熱烈な読者(ファン)です。 私はあなたの作品を読んでこう思いました。と、伝えるのです。
決して編集者や評論家にはならないのです。
コーチングのセッションを繰り返すたびに、私の中で「何かを思う」ことが、多方面においても急速に増え始めました。
はじめは少し戸惑いもありましたが、仕事(コーチング)に「思うこと」を持ち込めることがこんなにも気持ちがよく、また、自分の内面を豊かにしてくれるとは思いもよりませんでした。
それだけでなく、私はこんなにも「思いたかったのだ」と改めて感じたりもしました。
そんな時、夢を見ました。ストーリーとしてはそれほど不思議なものではなかったのですが、そこには何らかのメッセージが含まれているような気がして、ある方に夢診断をお願いしました。
※自分の夢診断は他の人にお願いするようにしています。
そうしたらどうでしょう。 その夢は、私の中の男性性と女性性が理想的なバランスを保ち始めたことを伝えているというのです。
人の心の中には、男性性と女性性が存在します。
考えるや検討するなどは男性性、思うや感じるなどは女性性と区別することができます。 私が思わなくなったり感じなくなってから、男性性的な要素が増え、ある意味仕事社会には適応していったのかもしれません。 しかし仕事上だけとはいえ、思わなくなった私は人としてどこか足りない、偏った人間になっていたのかもしれません。
思うことが仕事になるコーチングは、私にとって今後、とても大切なものになることと確信しました。